eBay EU向けDDP必須化2026|対象27か国・150ユーロ以下・Shipping Policy対応

日本からEUへDDPで荷物を安全に届けるイメージ 発送・梱包

日本からEU27か国へ送る取引は、取引日時・商品価格・配送先からDDPの対象を判定します。送料を設定しただけで、DDP発送の準備が完了するわけではありません。

公式情報確認:2026年10月21日。eBay Japanの9月16日更新案内と、日本郵便の10月1日更新の国別表を照合。eBayは一時的な措置と案内しているため、発送前にも最新情報をご確認ください。

対象判定は、この3条件をセットで

日本発送 → EU27か国/すべてのキャリアが対象
日時10月1日16時以降2026年・日本時間
発送日ではなく取引日
金額150ユーロ以下送料を除く商品価格
150ユーロちょうども含む
宛先EU加盟27か国UK・ノルウェー・スイス・
アイスランドは含まない
すべて該当する取引はDDP対応サービスを選択。出品したeBayサイトだけで対象外にはなりません。

基準はeBay JapanのEU向けDDP案内です。米国は別条件なので、米国向けDDPと混ぜません。

境界の例とEU27か国の一覧

以下は日本→ドイツ発送の架空例です。送料を除く商品価格で比べます。

  • 開始後・150ユーロ:今回のDDP必須対象。
  • 開始後・150.01ユーロ:今回の価格条件の対象外。公式はDDU発送可と案内していますが、配送会社の条件や税金の確認は残ります。
  • 開始前・150ユーロ:今回の開始後の条件とは別。ただし、SpeedPAK対象貨物には先行するDDP要件があるため確認が必要です。

EU27か国:オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン。

VATを徴収済みでも、DDPの確認は別

同じ税金を、二重に足さない
CheckoutのVAT

eBayの徴収・IOSS納付

対象取引ではeBayが購入時に徴収。注文の徴収情報を確認する。

DDPの関税・関連手数料

配送サービスで処理を確認

請求先・支払時点・申告方法・含まれる費用を確かめる。

関税額は事前確定が困難です。徴収済みVATを、セラーの見積もりへもう一度加算しないよう明細を照合します。

郵便の受付条件と、eBayのDDP必須条件も別です。「郵便でDAP可」だけでは、eBayのDDP必須取引を送れるとは判断できません。

日本郵便の国別表:IOSS利用有りの欄を読む
フランス:DDPのみ利用サービス・商品条件を確認してDDPで手続き。
イタリア:DDP/DAP両方今回のeBay必須取引はDDPを選ぶ。
アイルランド:DAPのみ今回の必須取引には、別のDDP対応サービスを探す。
ドイツ:DDP/DAPとも不可IOSS利用の郵便は差し出せない。別のDDP対応サービスを確認。
IOSS利用無しの欄へ読み替えたり、この4か国だけでEU全体を判断したりしません。郵便の金額区分とeBayの商品価格判定も別です。
郵便のDDPラベルを用意するとき

日本郵便の国別条件とDDP手続きを確認。推奨事業者Zonosのアプリ等で輸入申告・関税等の事前支払い・ラベル作成を行う案内です。サービス手数料も確認します。

申告番号と郵便物番号の連携があるため、別のラベルを国際郵便マイページで作り直して代用しません。本記事はラベルの実発行・通関を試した記録ではありません。

配送ポリシーは、連携の有無で分ける

既存商品のShipping Policyを変更する場合
eBaymagを使っていない

Active Listingsで適用

対象商品と新しいポリシーを照合し、更新結果を確認。

eBaymagを使っている

eBaymag側で割り当て

eBay本体だけで変更すると、自動同期で以前の設定へ戻る場合がある。

eBaymagはRate Tableを読み込めません。非利用者向けの方法を、そのまま他国展開へ適用しないこと。
EU・UKの送料設定と、新規出品の注意点

公式案内の方法Aは、eBay.comで同じポリシー内にEurope (including UK)向けとUnited Kingdom向けのサービス・送料を設定する方法です。eBaymag利用時はUKタブの設定も確認します。同じレベルのサービスが重なると安い方へ統合される仕組みがあるため、保存後の表示を確かめます。

非利用者向けの方法BはRate TableでEU向けだけを調整する方法。Europe (including UK)からUKを外す点と、USサイトのドル建て入力を確認してください。

eBaymagで今後の新規出品を作るときは、USサイト上で該当ポリシーを設定。元サイトの商品価格を変更した場合も、同期後の価格と各EUサイトの補正を確認します。詳しい設定は配送ポリシーガイドへ。

発送前の確認は4ステップ

代表商品1件で確かめてから、対象を広げる
  1. 対象注文を抽出日本発・EU27か国・取引日時・送料を除く商品価格を照合。
  2. DDP受付と費用を確認国・商品・サービスごとに、請求先・申告・返送時の条件を確認。
  3. 設定と説明を合わせるポリシーを適用し、「関税は購入者負担」などの矛盾を修正。
  4. 表示と更新結果を確認EU宛ての配送表示・サービス・送料・同期結果を記録。
配送サービス名だけでDDP完了とは判断しません。表示点検は、購入者の決済や実通関の検証とは別です。
見積もりと記録に残す項目

確認日・対象商品・国・ポリシー名・配送サービス・費用の内訳・請求の時点と相手・必要な電子データ・確認者を記録。原産国、商品制限、返送・受取拒否時の費用も配送会社へ確認します。

手数料は初期試算ではざっくり約20%を置き、実際の明細で補正します。全カテゴリー共通の料率や費用総額の上限ではありません。徴収済みVAT・DDP費用の二重計上も避けます。

購入後の追加費用を、別出品や外部決済で購入者へ請求しません。説明文も対象国・注文に合わせ、全世界へ一律の英文を貼らないこと。英語返信ガイドも参照してください。

対象取引をDDUで送るとどうなる?

公式は、関税理由の未着ケースでeBayの介入が求められると、Seller faultで終了しdefectが付き、アピールでも削除できないと案内。関税に関するNegative/Neutral Feedbackも削除対象外としています。

すべての取引が直ちに停止になるという意味ではありません。対象注文をDDUで送ってから解決を待つのではなく、発送前に対応サービスを確認します。

日本からEUへDDP発送する流れを示す説明イラスト
ImageGenによる説明イラスト。実配送の完了や通関保証を示すものではありません。

今日の一歩:対象注文1件の日時・価格・宛先・DDPサービスを照合しましょう。DDPとDDUの違い / 送料計算 / 発送前チェック

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