DDP・DDU・FOB・HTSUSは、同じ種類の配送設定ではありません。費用負担、契約の引渡し、商品分類を分けて読み、注文ごとのeBay要件と利用サービスを確認します。
公式情報確認:2026年10月21日。図は役割を理解するための整理で、実取引の契約判断・税額確定ではありません。関税額は事前確定が困難です。
最初に、用語の役割を分ける
- DDP
- Delivered Duty Paid。eBayの案内では関税・税金をセラー側で処理する扱い。
- DDU
- Delivered Duty Unpaid。eBayの案内では通関時の関税等を購入者へ請求する扱い。
- FOB
- Free on Board。本船渡し。指定船積港の本船上での引渡しを基準にする。
- HTSUS
- 米国の関税分類表。商品名だけでなく規則・注記等と実物を照合する。
DDUは古い言葉? FOBならどんな配送でもよい?
DDUは旧用語で、インコタームズ2020の規則名ではありません。一方でeBayは案内にDDUを使っています。旧用語だから一律使用禁止、または自己判断でDAPへ書き換えてよい、とは判断しません。
JETRO掲載のFOB解説では海上・内陸水路輸送用で、本船上へ置いた時点が滅失・損傷リスクの移転基準です。到着地での受渡しや代金受取とは別。航空便・クーリエの小口発送へ、そのままFOBを当てはめません。
インコタームズは役割・費用・危険移転等を整理する規則で、支払い方法・所有権移転などをすべて決めるものではありません。契約では採用する版・指定場所・運送形態も確認します。
米国とEUのDDPを一緒にしない
米国向けの案内
取引日時・送料を除く商品価格・日本発か・プログラム例外を確認。
EU向けの案内
対象27か国・取引日時・商品価格・全キャリアの要件を確認。UKは別。
EUの具体的な対象条件を確認する
2026年10月1日16時(日本時間)以降に成立した取引で、日本からEU加盟国27か国へ送る、送料を除く商品価格150ユーロ以下(150を含む)の商品は、SpeedPAKを含む全キャリアでDDP必須。発送日ではなく取引日が基準です。
同案内では150.01ユーロ以上はDDU可、UKは今回の変更対象外です。SpeedPAK対象品は変更前からDDPが必要との説明もあります。EU案内は一時的な措置の説明なので、実行前に再確認します。
架空注文A:DDP確認済みでも、分類は未確定
対象と請求先を確認済み
サービスの対応条件・参照画面・確認日を保存した設定。
素材・用途の根拠が不足
候補URLはあるが分類は未確定。申告を確定せず確認へ戻る。
用語より先に、注文の事実をそろえる
- 商品を特定素材・用途・構成・原産国を記録。日本で購入しただけで日本原産としない。
- 注文の要件を確認配送先・価格・取引日時・注文表示をeBayの公式案内と照合。
- 分類と物流を別に点検HTSの候補・注記・根拠と、サービスの受付・申告・請求をそれぞれ確認。
- 未確認を残して判断根拠・確認日・次の確認先を記録。不明なら推測で発送や税額の約束をしない。
DDPという言葉から、税額や利益を計算できる?
できません。分類・原産国・輸入時点の制度・申告・サービスの扱いを確認します。手数料の初期試算はざっくり約20%で、公式一律料率や総費用上限ではありません。送料・仕入れ・梱包・関税等を別に見積もり、広告・出金・為替等も二重計上を避けます。
関税額は事前確定が困難です。未確認の受取時請求や「追加料金なし」を断定せず、費用ガイドと注文の条件で確認します。
今日の一歩:次の注文のDDP欄とHTS欄を別に書く。現行変更は関税変更の確認手順、郵便は郵便条件ガイドへ。
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